映画「相棒−劇場版−」のこと

映画「相棒−劇場版−」を鑑賞。
息をもつかせぬ展開で
一気に最後まで駆け抜けたという感じでした。
ビスタサイズの画面やBGMなどの
テイストは「2時間ドラマ」の雰囲気なんだけれど
ストーリー展開のスピード感といい、
出演俳優の演技の重厚さといい、
見ごたえ十分の「映画」でした。
30年以上も前のTVドラマ「傷だらけの天使」で
特異な存在感を示していた水谷豊さんと
この映画で重要な役どころとなる
西田敏行さんとが対峙する場面は
真に迫るものを感じました。
実はまだドラマ版を見たことはないのですが、
8年にもおよぶTVシリーズが
積み重ねてきた歴史の重みも
きっとあるのだろうなあと思うのでした。
そういえば、映画の中で
バイプレイヤー的な俳優さんが登場すると
館内のきっとドラマのファンであろうお客さんから
笑い声やちょっとした歓声が起こったのが
印象的でしたね。
映画「歓喜の歌」のこと

映画「歓喜の歌」を鑑賞。
立川志の輔師匠の原作である落語の映画化。
「東京タワー ボクとオカンと、時々オトン」の
松岡錠司さんが監督ということで
東京タワーつながりで
小林薫さんやリリーフランキーさんも出演していました。
「うた魂」にも共通する
合唱ものではあるのですが、
こちらの方は
歌うママさんたちの群像劇もさることながら
その歌によって、小林薫さん演じるところの
いわゆる事なかれ主義の公務員が
生きる意味を見出していくところに
見所がありました。
「買い物ブギ」「踊るファックス」「みどりの窓口」と
何気ない日常のスーパーマーケットや商店街、
JR駅の構内などで見られる
フツーの人々が実はとても面白いことに気づかされる
立川志の輔師匠の新作落語を聴いてきたので、
今度はこの「歓喜の歌」もぜひ聴いてみたいものだと思いました。
映画「少林少女」のこと

この映画を観ようと思ったのは、
メイキングビデオや初日舞台挨拶などで
主演の柴崎コウさんが話す言葉に
誠実さと真剣さを感じたことに尽きます。
体を張って真摯に取り組んだからこその
自信と信念が伝わってきました。
私自身はこの映画の中から、
本広克行監督ならではの工夫を
観て楽しみました。
たとえば、
ラクロスのチームのメンバーが
少林拳の訓練をするシーンにでは、
もう20数年前に観た映画「少林寺」で
修行僧たちが水の入ったバケツを
両腕を左右に伸ばして持って走るという
同じ場面を見つけたのは懐かしかった。
そういえば映画「少林寺」は
あの「ET」と同時上映で(!)
満員のため席に座れず
通路の階段に座ってみたという
思い出のある映画でした。
また、ブルース・リーやジャッキー・チェンへの
オマージュを感じさせる場面もありましたし、
監督が力を入れたと言う
「スターウォーズ」を髣髴とさせる「効果音」
というのも感じることができました。
また、「サマータイムマシンブルース」やドラマ「SP」など、
これまでの本広作品に登場した俳優さんたちの
再登場がこの映画にもありましたが、
「踊る大走査線」や「交渉人・真下正義」などでも
必ず姿を見せていた本広監督お得意のアイテム
『くまのぬいぐるみ』は見つけることができず
ちょっと残念(?)でした。
どこにあったのかなあ。














